審美インプラント治療症例集
Case1 抜歯即時埋入症例(抜歯直後にインプラント植立し当日に仮歯装着したケース)
現在のインプラント治療では前歯でも奥歯でも、ある一定の条件(充分な骨質と骨量、咬合力のコントロールなど)を満たしていれば、インプラント手術当日に固定性の仮義歯を装着することが可能です。
いきなり硬いものを食べるのは難しいですが、柔らかいものでしたら当日からお召し上がりになれます。
変色を起こしている上顎の前歯は、数年前に外傷(打撲)で歯根が折れたそうです。
お痛みがなかったのでしばらく放置していたそうですが、少しぐらつき始めてきたので他院を受診したところ抜歯してインプラントを勧められたそうです。 インプラント手術に際してより専門性の高い医院での治療が必要とご自身で判断されてご来院されました。
精密検査の結果、歯を支える歯槽骨のダメージは最小限でしたので、抜歯と同時にインプラント埋入+骨移植、そして仮歯の装着を行うことに致しました。
抜歯した歯の状態です。ご覧のとおり完全に折れていました。
抜歯後にインプラントの埋入と同時骨移植を行いました。
手術当日に装着された仮歯の状態。余計な外力がかからないようにわざと少し小さめにしてあります。
無切開手術ですので、術後の出血や腫れ、お痛みなど殆どありませんでした。
術前・術後のレントゲン写真です。寸分の誤差もなく予定どおり理想的な位置にインプラントが適切に埋入されております。
これらの一連の処置は麻酔科医による全身管理のもと、静脈内鎮静法を用いて行われておりますので、ほとんど眠っている間に手術が行われ、目が覚めた時にはすべてが終了しています。
鎮静麻酔薬の働きで、術中のことはほとんど何も覚えていないので、とても快適なインプラント手術を安全に施術できることから、患者様には大変好評を頂いております。
当院では基本的に全てのインプラント手術で静脈内鎮静法を行っております。
インプラント最終上部構造(ジルコニアアバットメント+オールセラミッククラウン)装着後の写真です。
歯の色合わせ(シェードテイキング)は写真のやりとりのみで行いましたが、色調、かみ合わせともに完璧で全く調整する必要がない上部構造でしたので、型取りから最終セットまでたった2回のアポイントで治療を終えることができました。ちなみにこれだけパーフェクトに色調をフィットさせるためには、一般的に通常3~4回以上のアポイントが必要だったりします。
患者様は折れたご自身の歯の代わりに、インプラントで元通りの審美的な改善と、かつ長期的に安定して使用できることを望んでおられましたので、治療結果には大変満足していただいております。
インプラント上部構造は、アメリカ ロサンゼルスを拠点に世界的にご活躍されている、超一流のマスターセラミスト 林 直樹 先生 (ワールド・ラボUSA Ultimate Styles Dental Laboratory)の製作です。まさに超一級の芸術作品と賞賛するに相応しい完璧な仕上がりです。
Case2 下顎前歯先天欠損症例
下あごの左右側切歯が先天的に欠如した患者様です。他院にてインプラント不可能と診断されブリッジを予定していたそうです。当院ではインプラント可能と診断しましたが、来院時は16歳だったため、顎の骨の成長を待って18歳になってから手術を行いました。
初診時の口腔内写真 矯正終了後のレントゲン写真
2次手術前の写真 インプラント埋入後のレントゲン写真
インプラント上部構造(セラミック)装着後の状態
ブリッジにせず、健康な歯を削らずに済んだことは大変意義のあることであると考えます。
インプラント上部構造は、日本を代表する超一流のマスターセラミスト 内海賢二 先生 (KEN-Dental Laboratory)の製作です。審美的かつ機能的に優れた素晴らしい仕上がりです。
Case3 抜歯即時埋入症例(抜歯直後にインプラント植立し当日に仮歯を装着したケース)
外傷(事故)により左上前歯を破折して来院。残念ながら保存が困難なため抜歯予定になりました。
インプラント前処置として、抜歯予定部の適切なスペース確保と審美性の回復のために、部分矯正を行いました。(部分矯正処置はソフィア歯列矯正様に依頼いたしました)
部分矯正で歯根を引っ張り出した後に、抜歯してすぐにインプラントを埋入。
インプラントはノーベルバイオケア社製のNobel Perfectを使用いたしました。
(2004年 米国にて発売直後に購入使用したので国内では最速の使用だったと思います)
最終的なインプラントの歯が装着された状態。 Nobel Perfectの使用により、とても自然で審美的なインプラント修復が可能になりました。科学的な研究結果に基づいた長期的に安定した優れた治療結果が報告されています。美しくかつ機能的に・・・自分の歯と同じように使用できますので患者さまには大変満足していただいております。(技術指導およびインプラント提供 UCLA Dr.Sascha A.Jovanovic先生)
Case4 抜歯即時埋入症例(抜歯直後にインプラント植立し当日に仮歯を装着したケース)
歯ぎしりの大変強い患者様で、右上の側切歯が深部まで折れてしまい保存不可能と診断されました。
右上の中切歯は幸い折れていなかったのでセラミックで修復することになりました
抜歯前の状態。あらかじめ部分矯正で歯根を引っ張り出す処置を行っています。
インプラント埋入直後、仮歯を装着した状態。
ホワイトニングを行い全体の色調を明るくした後に、セラミックで修復を行いました。
仕上がり具合には十分満足していただいております。
Case5 インプラントで咬合回復した審美修復症例
治療前の口腔内の状態とレントゲン写真
治療途中でほとんど何も食べられない状態で転院されてきました。
前歯をきれいに治すためには奥歯のかみ合わせがしっかりしている必要があります。
治療後の口腔内の状態とレントゲン写真
インプラントによる奥歯の咬合回復と前歯の審美修復が達成されています。
表情・口元と自然に美しく調和したセラミック修復に大変ご満足頂いております。
Case6 下顎の奥歯にインプラント治療を行った症例
治療前の口腔内の状態とレントゲン写真
下顎の両方の奥歯が欠損し、長期にわたり部分義歯を使用していました。
義歯の針金をかけた歯に強い負担がかかり、下奥歯の根の先に炎症の影が見られます。
治療後の口腔内の状態とレントゲン写真
かみ合わせのバランスが良好になり、術前の下奥歯の根の先の炎症の影が消失しています。
義歯のときと比較して、何でも咬めるようになったのは言うまでもありません。
治療後の右側面観 治療後の左側面観
Case7上顎の奥歯にサイナスリフトとインプラント治療を行った症例
治療前のレントゲン写真
ひどい歯ぎしりによる歯根破折により上顎の奥歯が数本抜歯に至りました。
咬合力が極端に強く、また上顎の骨が柔らかく厚みがないので、そのままインプラント治療をしても成功率は低いと考えられました。そこでまず上顎洞に骨移植を行いました。
骨移植(上顎洞挙上術)後のレントゲン
明海大学歯学部口腔外科学第一講座 嶋田 淳 教授に執刀をお願い致しました。
充分な骨量と良好な骨質が得られました。
歯を支えるのに充分な長さのインプラント体を埋入。
(この当時はBranemarkのMachine Surfaceを使用していたので長いインプラントが必要でした)
これにより長期的に安定した結果が予測できます。
治療前の口腔内の状態
治療後の口腔内の状態
注)食いしばりのとても強い方ですので、治癒期間中に右上の奥歯が歯根破折し、抜歯となりましたが、治癒を待ってからインプラントを追加できます。
後から歯を追加する事が出来るのもインプラント治療の特徴です。




