インプラントのご相談は国際口腔インプラント学会指導医/認定医の東京都港区南青山インプラントセンターまで
HOME>インプラントについて

| インプラント症例 |

オール・オン・フォー(上顎にインプラントを5本使用したケース)


 
上顎が重度の歯周病であり、特に前歯がグラグラで排膿や出血がひどく、日常生活に
支障をきたしているとのこと。オールオンフォーの噂を聞き当院へご来院されました。
(従来の治療法では大幅な骨造成も必要であり、時間のかかる困難な症例です)

診査診断の結果、オールオンフォーの術式は適応かつ可能であることが分かりました。
大変ご多忙な患者様であり、早期の審美的かつ機能的な改善が必要とのことでした。
リーズナブルな治療費なども考慮した結果、本術式による治療をご希望されました。

今回使用するインプラントは4本ではなく5本を予定しました。骨の状態や使用する
インプラントの長さなどにより、4本よりも5本あるいは6本を使用したほうが
結果が良いという報告があり、当院でも症例によって最適な本数を決定しております。

まずは全体的な歯周病の治療(PMTCと歯肉縁下のルートプレーニング)を行い、
口腔内を清潔にした後、オールオンファイブの施術を行いました。

 
上顎の歯を全て抜歯し、歯槽骨の整形を丁寧に行い、上顎洞を避けて、適切な位置へ
インプラントを埋入します。その後、あらかじめ作製しておいた仮の歯を特殊な装置
でインプラントへ固定し、手術当日外れない固定式のインプラント義歯を装着します。

本ケースにおいても、静脈内鎮静法を併用しているので、患者様は術中の疼痛もなく、
ストレスない状態での施術を終えられました。

インプラントの仮歯で十分な予後観察とリハビリを行った後に、最終的な上部構造を
製作します。ただ噛めるだけでなく、見た目が綺麗であることも大変重要ですので、
お顔とのバランスを仮歯で丁寧に検証しながら、仮歯の情報をもとに慎重に作業を
行っていきます。インプラントの仮歯にはとても重要な役割があります。


 
施術後の状態。本ケースでは下顎のブリッジにも問題があったため、希望により
インプラント治療を行っております。(一番奥の親知らずはいずれ抜去の予定です)

上記のインプラント最終上部構造は、ねじ止めですので、着脱が可能になります。
メンテナンスや修理のため、必要があればはずして作業を行います。ただし脱着は
患者様ご自身行うことはできず、専門歯科医によってのみ可能になります。


 
術前(左)と術後(右)の口元の状態。もともと出っ歯であり、また重度の歯周病により
見た目が悪くなっていた前歯が、上品で美しい口元に改善しているのがお分かり頂ける
と思います。

術後6年以上経過しておりますが、上下のインプラントは、現在も美しく大変良好に
安定してご使用頂いております。


注)
オールオンフォータイプのインプラント上部構造は、術後のメンテナンスが特に重要
と言われています。最低年2回の当院でのクリーニングと咬合チェックが必要です。
(保証を受けるためには、定期的なリコールに応じて頂く必要があります)

また人工歯の脱落や破折など、長期使用の中では修理が必要な場合もあります。

使用状況にもよりますが、10年以上の使用に際しては、上部構造の補修や再製作が
必要となる場合もありますのでご了承下さい。
(インプラント本体に異常がなければ、上部構造および部品の交換のみで済みます)

オールオンフォーの上部構造を、美しく快適に長期に渡って安全にご使用頂くために、
上記につきまして、患者様にはご理解とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

問い合わせ